武田薬品工業本社がある武田御堂筋ビル | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
略称 | 武田、武田薬品、タケダ |
本社所在地 | 日本 〒103-0027 東京都中央区日本橋2丁目12番10号 |
本店所在地 | 〒540-8645 大阪市中央区道修町4丁目1番1号 |
設立 | 1925年(大正14年)1月29日 (株式会社武田長兵衛商店) |
業種 | 医薬品 |
事業内容 | 医薬品や医薬部外品などの製造・販売・輸出入 (主要製品を参照) |
代表者 | 代表取締役社長 長谷川閑史 |
資本金 | 63,541百万円 |
発行済株式総数 | 789,666,095株 |
売上高 | 連結:1,419,385百万円 単独:842,030百万円 |
営業利益 | 連結:371,572百万円 単独:193,920百万円 |
純利益 | 連結:247,868百万円 単独:135,836百万円 包括利益:114,550百万円 |
純資産 | 連結:2,136,656百万円 単独:1,264,837百万円 |
総資産 | 連結:2,786,402百万円 単独:1,550,596百万円 |
従業員数 | 連結:18,498人 単独:6,471人※1 |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | 日本生命保険相互会社 7.05% 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 5.46% 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 3.85% 公益財団法人武田科学振興財団 2.27% SSBT OD05 OMNIBUS ACCOUNT-TREATY CLIENTS (常任代理人 香港上海銀行東京支店) 1.91% バークレイズ・キャピタル証券株式会社 1.66% ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー505225 (常任代理人 株式会社みずほコーポレート銀行決済営業部) 1.30% ステート ストリート バンク ウェスト ペンション ファンド クライアンツ エグゼンプト (常任代理人 株式会社みずほコーポレート銀行決済営業部) 1.11% >日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口9) 1.08% メロン バンク エヌエー アズ エージェント フォー イッツクライアント メロン オムニバス ユーエス ペンション (常任代理人 株式会社みずほコーポレート銀行決済営業部) 1.01% |
主要子会社 | 関連会社の項を参照 |
関係する人物 | 武田長兵衛 武田國男(元代表取締役会長) |
外部リンク | |
特記事項:経営指標は 2011年3月 第134期 有価証券報告書 ※1従業員数は臨時従業員を除く正社員の就業人員数である。 |
武田薬品工業株式会社(たけだやくひんこうぎょう、Takeda Pharmaceutical Co., Ltd.)は、大阪市中央区道修町四丁目に本社を置く、日本の製薬会社である。タケダ、武田薬品とも呼称する。
[編集] 会社概要
大和国広瀬郡薬井(現・奈良県北葛城郡河合町薬井)から道修町に出てきた長兵衛が薬種仲買商の近江屋喜助の下で奉公したあと「のれん分け」によって独立し薬種商「近江屋」を開いたのが始まりで、1781年(天明元年)に、現在に至るまで本社を置く大阪市中央区道修町に店を構えた。当主は代々長兵衛を襲名し近江屋長兵衛として薬種問屋を営んだ。
四代目から武田姓を名乗り、五代目武田長兵衛が1925年(大正14年)に「株式会社武田長兵衛商店」を設立して法人となる。その後、医薬品の製造・販売によって業績を伸ばし、1954年(昭和29年)発売のビタミン剤「アリナミン」などで、日本の一般消費者に広くその名を知られるようになった。
日本の医薬品企業では売上高ナンバー1であり、世界の医薬品企業の中では連結売上高13位である(2010年ランキング)。利益率はトップクラスを誇る。2007年(平成19年)3月期決算では連結売上高1兆3千億円超、連結純利益3千億円超。連結従業員数は約15,000人。医療用医薬品の売上が連結売上高の約9割を占め、糖尿病治療剤、高血圧症治療剤、消化性潰瘍治療剤等を主力製品とする。
経営の基本精神として、高い倫理観と強い使命感に裏打ちされた「タケダイズム」、経営理念「優れた医薬品の創出を通じて人々の健康と医療の未来に貢献する」を掲げ、企業倫理については、「武田薬品コンプライアンス・プログラム」を全社に渡り実施する、としている。
研究開発においては、生活習慣病領域、癌・泌尿器科疾患領域、中枢神経系疾患領域、消化器疾患領域の4領域を重点疾患領域としている。近年、製品戦略部(現在、CMSOオフィス)を新設し、研究・開発・営業を俯瞰した製品戦略の遂行を目指している。
かつては農薬、ウレタン樹脂、動物用医薬品、調味料およびビタミン・バルクといった事業も手がけていたが、これら非医薬品事業は、2000年(平成12年)頃からそれぞれ、住友化学、三井化学、シェリングプラウ、キリンビールおよびBASFとの各合弁会社に移管し、現在は、それぞれ合弁相手の完全子会社となっている。これを反映して、2004年(平成16年)7月に英文社名をTAKEDA CHEMICAL INDUSTRIES, LTD.から現在のTakeda Pharmaceutical Company, Limitedに変更している。また、子会社だった「武田食品工業」も、2006年(平成18年)4月3日にハウス食品との共同出資会社「ハウスウェルネスフーズ」に移行し、飲料部門からも撤退した。(2007年(平成19年)10月1日にハウス食品の完全子会社となった。)
2008年(平成20年)5月には、米国バイオ医薬品会社ミレニアム・ファーマシューティカルズ社を株式公開買付けにより買収し、7月には、従前からの米国子会社TPNA社、TAP社の合併による米国事業再編、2009年(平成21年)3月には、武田ファーマシューティカルズ・インターナショナル社の設立等、海外における事業体制整備を進めている。
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本社は、登記簿上の本店である大阪道修町の本社と東京日本橋の東京本社の二本社制をとっている。大阪の本社がある武田御堂筋ビルの1・2階は、三井住友銀行備後町支店となっている。同行は住友銀行の流れで武田薬品のメインバンクでもある。
国内向けと海外向けで違うロゴが使われている。国内向けは、白抜きの○に▲が埋め込まれたもので魚の鱗を模っており(通称「ミツウロコ」)、海外向けはTをかたどっているが下の部分が白抜きになっていて、そこにTakedaと筆記体でかかれたものである。それぞれのロゴは英語版を参照のこと。国内向けロゴは日動火災海上保険(現:東京海上日動火災保険)と酷しく似ていたが、業種が違うことから両社が合意していた。天気記号の「雹(ひょう)」のマークにも似ている。
- 1781年(天明元年)6月12日 - 創業。
- 1915年(大正4年) - 大阪市淀川区に武田製薬所(現:大阪工場)を開設。
- 1921年(大正10年) - 大五製薬合資会社(現:日本製薬株式会社)を設立、痔疾用薬「ボラギノール」を発売。
- 1922年(大正11年) - 武田化学薬品株式会社(現:和光純薬工業株式会社)を設立。
- 1925年(大正14年)1月29日 - 「株式会社武田長兵衛商店」として設立。
- 1943年(昭和18年) - 「武田薬品工業株式会社」に商号変更。
- 1946年(昭和21年) - 山口県光市に光工場を開設。
- 1949年(昭和24年) - 大阪証券取引所第1部及び東京証券取引所第1部に上場。
- 1950年(昭和25年) - 総合ビタミン剤「パンビタン」を発売。
- 1953年(昭和28年) - 日本レダリー株式会社(現:ファイザー株式会社)を設立。
- 1954年(昭和29年) - ビタミンB1主薬製剤「アリナミン」を発売、滋養強壮保健薬「フローミン」を発売。
- 1955年(昭和30年) - 総合感冒薬「ベンザ」を発売。
- 1957年(昭和32年) - 武田食品工業株式会社(現:ハウスウェルネスフーズ株式会社およびキリン協和フーズ株式会社)を設立。
- 1961年(昭和36年) - 「ハイシー」を発売、創業180周年を迎える。
- 1963年(昭和38年) - 神奈川県藤沢市(一部敷地は鎌倉市)に湘南工場を開設。
- 1965年(昭和40年) - 薬局・薬店にて「タケダ会」を発史。「アリナミンAシリーズ(アリナミンA5、アリナミンA25、アリナミンA50)」、「タケダ胃腸薬シリーズ」を発売。
- 1970年(昭和45年) - 「タケダ漢方胃腸薬シリーズ」を発売。
- 1973年(昭和48年) - 「タケダ漢方便秘薬」を発売。
- 1979年(昭和54年) - 総合感冒薬「ベンザエース」を発売。
- 1980年(昭和55年) - 一般用医薬品事業を結ぶ「福知山武田株式会社(現:武田ヘルスケア株式会社)」を、京都府福知山市に設立。
- 1980年(昭和55年)9月1日 - 六代目武田長兵衛死去(同年2月には長男の彰郎(当時副社長)も死去)。
- 1981年(昭和56年) - ビタミン強化米「新玄」を発売、創業200周年を迎える。
- 1984年(昭和59年)4月2日 - 東京支社を東京本社に昇格、東西2本社制を採用。
- 1986年(昭和61年) - 強壮生薬配合保健薬「フローミンエース」を発売。
- 1987年(昭和62年) - 滋養強壮内服液で初めての50ml「アリナミンV-DRINK」を発売。
- 1988年(昭和63年) - 茨城県つくば市に筑波リサーチセンターを設立。
- 1991年(平成3年) - 創業210周年を迎える。
- 1992年(平成4年)1月 - 本社を大阪市中央区道修町二丁目3番6号から大阪市中央区道修町四丁目1番1号(現在地)に移転。
- 1993年(平成5年) - 水虫薬「スコルバシリーズ」を発売。
- 1995年(平成7年) - 胃腸薬「ザッツシリーズ」を発売。
- 1996年(平成8年) - 創業215周年を迎える。
- 2001年(平成13年) - 創業220周年を迎える。
- 2003年(平成15年) - 「アクテージAN錠」を発売、長谷川閑史が社長に就任。
- 2004年(平成16年)7月1日 - 英文社名を「TAKEDA CHEMICAL INDUSTRIES, LTD.」から「Takeda Pharmaceutical Company Limited」へ変更。
- 2006年(平成18年)3月31日 - 43年間に親しまれた湘南工場を閉鎖。
- 2008年(平成20年) - 武田バイオ開発センター株式会社を設立。
- 2009年(平成21年) - ノンカフェインドリンク剤「アリナミンR」と漢方処方による胃腸薬「ストレージシリーズ」を発売、旧湘南工場跡地へ新研究施設を着工。
- 2010年(平成22年) - 神奈川県藤沢市に旧湘南工場で新研究施設(湘南研究所)を開設。
- 2011年(平成23年)6月12日 - 創業230周年を迎える。
- 2011年(平成23年)10月1日 - スイス製薬大手のナイコメッド社の買収を96億ユーロ(約1兆円)で完了。
[編集] 本社
[編集] 工場・研究所
[編集] 支店
- 札幌支店
- 東北支店
- 東京支店(東京本社内)
- 千葉・埼玉支店(東京本社内)
- 横浜支店
- 北関東支店(東京本社内)
- 甲信越支店(東京本社内)
- 名古屋支店
- 大阪支店(本社内)
- 京都支店
- 神戸支店
- 中国支店
- 四国支店
- 福岡支店
[編集] 研修所・植物園・農場
- 研修所(吹田市)
- 京都薬用植物園
- 福知山農場
[編集] ヘルスケアカンパニー
(ヘルスケア本部→ヘルスケア事業部→現在)
自分はおなかがすいていないようにする方法
- 本部(東京本社内)
- 営業部(本部内)
- 営業推進室(本部内)
- お客様相談室(本部内)
- 東日本営業所(北海道、東北地区担当)
- 関東第一営業所(関東に本部を置くドラッグストア本部担当)
- 関東第二営業所(関東、北関東、甲信越地区担当)
- 中部営業所(東海、北陸地区担当)
- 関西営業所(近畿、四国地区担当)
- 西日本営業所(中国、九州、沖縄地区担当)
[編集] 主要製品
[編集] 医療用医薬品
[編集] 一般用医薬品・医薬部外品
[編集] ビタミン剤
- アリナミンブランド(錠剤シリーズ)(1954年(昭和29年) - 現在)
- ハイシーブランド(1961年(昭和36年) - 現在)
- アクテージブランド
- アクテージAN錠
- アクテージSN錠
- その他
- パンビタンハイ
- ビタミンE「タケダ」
- ビタミンC「タケダ」
- トコロールEゴールド(製造販売元:あすか製薬)
[編集] 栄養ドリンク剤
- アリナミンブランド(ドリンクシリーズ)
- ハイシードリンク【指定医薬部外品】 - ビタミンC配合ドリンク剤。「ポリタンC」の改良・商品名変更品(販売名は「ポリタンC」のまま)。商品名変更と同時に自社製造に切り替えた。「ハイポリタンC」とも実質的に機能統合している。
過去にはハイシーシイタイム【医薬部外品】を発売していた。
[編集] 滋養強壮保健薬・漢方製剤
- フローミンエース
- ルビーナ
- ロックミンゴールド【指定第2類医薬品】2012年4月よりリスク区分変更。
[編集] 目薬
- マイティアブランド(目薬シリーズ)(製造販売元:千寿製薬)
過去にはビドーシリーズを発売していた。
[編集] 痔疾用薬
- ボラギノールシリーズ(製造販売元:天藤製薬)
[編集] 禁煙補助剤
[編集] 風邪薬・鎮咳去痰薬・鼻炎用薬
[編集] 胃腸薬
- タケダ胃腸薬シリーズ(1965年(昭和40年) - 現在)
- タケダ漢方胃腸薬シリーズ(1970年(昭和45年) - 現在)
- ビオフェルミン健胃消化薬錠(製造販売元:ビオフェルミン製薬)
- ストレージシリーズ(製造販売元:ツムラ)
[編集] 整腸薬・下痢止め薬・便秘薬
- ビオフェルミンシリーズ(製造販売元:ビオフェルミン製薬)
- タケダ漢方便秘薬
- クリア
[編集] 鎮痛解熱薬・鎮うん薬
- タケダ乗り物酔い止め
- フェリア
- グレランブランド(製造販売元:あすか製薬)
過去にはタイレノールを発売していた。
[編集] 水虫薬・外皮用薬・内服肩こり薬
- スコルバEX
- スコルバEX(ピンク)
- その他
- ドキシン錠(製造販売元:あすか製薬)
- ロバックHi
- ロバックU
- オスバンS(製造販売元:日本製薬)
- オスバンラビングA(製造販売元:日本製薬)
- レダマイシン軟膏
- 貼るアクテージミニ
- 貼るアクテージL
過去にはドナクリーム(製造販売元:天籐製薬)、クエスト99(製造販売元:千寿製薬)、水虫薬スコーピオ(製造販売元:バイエル薬品)を発売していた。なお水虫薬スコーピオは現在はエーザイで販売中
[編集] 医薬部外品・化粧品
- オスバンウォッシュ(製造販売元:攝津製油)
- オスバンネオウォッシュ
- スプリエホワイトECクリーム
- スプリエホワイトECローション
- シャンラブ(薬用入浴剤)
- シャンラブハーブ
- シャンラブ・濁り湯
- シャンラブエメラルドグリーン
[編集] コンタクトレンズ用剤
製造販売元:千寿製薬
- マイティアCL O2レンズケア
- NewマイティアイージーS
- マイティアハードレンズ装着液
過去にはセンジュブランドのコンタクトレンズ用剤、マイティアCL ソフトレンズケアを発売していた。
carbshouldの何パーセントは私の食事である
[編集] かつての製品
[編集] ビタミン強化米
- ビタライス
- ポリライス
- 新玄(後に武田食品工業より発売。現在はハウスウェルネスフーズより「新玄サプリ米 ビタミン・鉄分」として発売)
- 炊きたてカルシウム(後に武田食品工業より発売。現在はハウスウェルネスフーズより「新玄サプリ米 カルシウム」として発売)
[編集] 調味料
- いの一番(後に武田食品工業より発売。その後、武田薬品工業と麒麟麦酒の合弁会社「武田キリン食品」に移行したが、武田薬品工業との合弁を解消してからは「キリンフードテック」からの販売に移行。現在はキリン協和フーズより発売)
- タケシオ(後に武田食品工業より発売)
[編集] 清涼飲料水
- C1000タケダシリーズ(現在はハウスウェルネスフーズより発売)
- プラッシー(後に武田食品工業より発売。現在はハウスウェルネスフーズより発売)
[編集] 殺虫剤
- メルトン
- メルトンエアゾル
- 油虫とりメルトンエアゾル
[編集] 活性炭
[編集] 塗料・しろあり防除剤
全てかつての製品(現在は日本エンバイロケミカルズより発売)
- キシラデコール(油性木材保護塗料)
- コンゾラン(水性木材保護塗料)
- ハンマーライト(鉄部用塗料)取扱中止
- キシラモン(業務用しろあり防除剤(油性))
- ファーストガード(シロアリ防除剤(カプリン酸))
- タケロック(シロアリ防除剤(クロチアニジン))
[編集] 環境測定器
[編集] 体温計
全てかつての製品。製造販売元:東芝硝子(現AGCテクノグラス)
- ネオブルーA
- ネオブルーレディA
- ネオブルーチャイルドA
- 東芝基礎体温表(後に旭テクノグラス(現AGCテクノグラス)より発売)
- マツダ体温計(1分計・3分計)
- マツダ体温計おこさま用
- マツダ婦人体温計(棒状)
- 東芝電子体温計(実測式・ブザー付)(特納用)(後に東芝より発売)
[編集] 入れ歯洗浄剤
- ステラデント(輸入販売元:千寿製薬)
[編集] 家庭園芸薬品・用品
ここに掲載したものは、全てかつての製品。(後に武田園芸資材より発売)
- 肥料
- エード(家庭園芸用液体肥料)
- エードF(葉面散布用液体肥料)
- 花エード
- 観葉エード
- エードボール - フィルムコーティング錠を採用した株元に軽く埋めるだけの徐放性肥料。使用時に手が汚れず、嫌な臭いもない。
- 小粒エードボール - 植え付け、植え替え時に土に混ぜ込む元肥。徐放性製剤で、嫌な臭いもない。
- エードビタスプレー(植物活力剤) - 原液のまま葉に直接スプレーする葉面散布用植物活力剤。ビタミン、微量要素配合。
- ジョブススティック(打ち込み式肥料) - 花工場スティックへ継承
- 殺虫剤・殺虫殺菌剤
- ベニカ(家庭園芸用殺虫エアゾル) - ペルメトリンエアゾル
- ベニカC(家庭園芸用殺虫殺菌エアゾル) - ペルメトリン・カルベンダゾールエアゾル。花の害虫と病気の防除が一度にできる。
- ベニカ乳剤(除虫菊・マラソン乳剤)
- ベニカソフト - ベニカの改良品。一般名はベニカと同一。
- ベニカソフトC - ベニカCの改良品。一般名はベニカCと同一。
- ポロポンA (製造販売元:日本農薬)
- ポロポンB (製造販売元:日本農薬)
- ポロポンS - カイガラムシ退治に。(製造販売元:日本農薬)
- ポロポンV - ベニカDXへ継承(製造販売元:日本農薬)
- 武田ケルセン乳剤40(家庭園芸用殺ダニ剤)
- オサダン水和剤25(同上) - 酸化フェンブタスズ水和剤(製造販売元:シェル化学(現BASFアグロ))
- 石灰硫黄合剤 - 秋冬期の害虫と病気に。
- トアロー水和剤CT - BT水和剤(殺芽胞)。野菜のアオムシ退治に。有機農産物栽培に使用可能。(製造販売元:東亞合成)
- アリアトールA(木材用シロアリ駆除エアゾル剤) - 有効成分はホキシム。
- アリアトールA粒剤(防蟻剤) - 有効成分はカプリン酸。
- 殺菌剤
- 除草剤
- クサノン粒剤 - 空き地用強力除草剤
- クサノンP粒剤
- クサノンA乳剤
- クサノンS水和剤 - ジョロでまける。計量の不要な分包。
- ロンパー細粒剤F(芝生用)(製造販売元:日本農薬)
- ペスコ(芝生用)
- シマジン(芝生用)(製造販売元:日本チバガイギー(現シンジェンタジャパン))
- 植物生長調節剤
- その他
- アースチェック(土壌pH試験紙)
- ウォーターシグナル(土壌水分試験紙)
ほか多数
[編集] 農薬
武田薬品工業時代の生産完了品のみ掲載。現在、農薬事業は住友化学に売却されている。
- 武田メル(有機水銀剤)
- クワコナコバチ(クワコナカイガラムシ寄生蜂剤(クワコナカイガラヒメヤドリコバチ)) - わが国最初の天敵農薬。生産費が高くつくことを理由に発売から1年で終売となった。
- 武田グラモキソン(パラコート)
- ナパール水和剤(カルタップ・メソミル水和剤)
ほか多数
[編集] 関連会社
[編集] グループ内
[編集] 連結子会社
ほか合計41社(2007年(平成19年)9月30日現在)
[編集] 持分法適用関連会社
ほか合計17社(同)
[編集] グループ外(提携会社)
※括弧内の株式の所有割合は2007年(平成19年)9月30日現在(千寿製薬ほかを除く)。
下記の企業の医薬品を武田薬品が販売したり、武田薬品の医薬品を受託生産するなど業務提携関係を構築している。
[編集] 過去のグループ会社
- 三井武田ケミカル(のち三井化学ポリウレタン)/エムシー工業
- 三井化学・武田薬品の樹脂製品事業を統合して事業持株会社化。エムシー工業が一時的に武田の(間接的な)関連会社に加わっていたが、三井側の全額出資となる。現在は親会社である三井化学本体に三井化学ポリウレタンが吸収合併され、エムシー社は直接支配の子会社となる。
- ワイス
- 旧社名:日本ワイスレダリー(旧日本レダリー(元ASC(レダリーグループ)日本法人)、のちのワイス(元AHP(ワイスグループ)日本法人))。のちに武田との合弁関係を解消して米ワイスの全額出資となった(ファイザーのワイス(旧AHP社)買収によるもの)。
- ハウス ウェルネスフーズ
- 旧社名:武田食品工業(タケダ食品)。企業分割の活用によりキリンビール (旧社)との合弁で下記会社を設立。のち武田本体の食品事業の全面撤退によりハウス食品に経営権が異動となる。
- キリン協和フーズ
- 旧社名:武田キリン食品(元タケダ食品 調味料・食品添加物部門)→ キリンフードテック。企業分割により前身会社となる「武田キリン食品」設立。のち同様の理由でキリン側に経営権が移り「キリンフードテック」、また協和発酵フーズ(旧協和発酵 調味料・添加物部門)との合併により現社名となる。
- 三菱ウェルファーマ(現田辺三菱製薬)
- 旧社名:吉富製薬 → ウェルファイド。三菱化学(旧社、当時:三菱化成)との合弁により設立した医療用医薬品メーカー。のちに血液製剤でかつて名を馳せ、のちに物議も醸し出した同業大手・ミドリ十字(旧日本ブラッドバンク)を合併してCI導入、「ウェルファイド」に。のちに買収した旧東京田辺製薬(※旧田辺製薬の兄弟会社)を前身とする「三菱東京製薬」と合併、「三菱ウェルファーマ」と社名変更。現在は旧田辺製薬を存続会社とする事実上の逆さ合併により三菱ケミカルHDを支配株主(親会社)とする田辺三菱製薬となった。
[編集] 主なスポンサー番組
[編集] 一社提供番組
武田薬品工業一社提供のテレビ番組
[編集] 冠スポンサー番組
※いずれもタイトルは「タケダスポーツスペシャル」として放送している。
[編集] 複数社提供テレビ番組(主に30秒)
- 過去
日本テレビ系
フジテレビ系
TBS系
テレビ朝日系
テレビ東京系
[編集] ラジオ
- JRNナイター
- 1987年~1994年(水曜日のスポンサー)
- 1995年~2005年(火曜日のスポンサー)
[編集] 補足
- ウルトラQやウルトラマンやウルトラセブンなどが放送されたTBS系「タケダアワー」(CMソングは「タケダ」のコールを繰り返す)のオープニングキャッチに登場する建物は、大阪市淀川区十三本町に所在する武田薬品工業大阪工場内の中央研究所第1棟・第2棟である。現在の建物はCM撮影後に中央研究所第3棟の増築および屋上の看板が変更されている(現在はCM撮影当時と比べるとミツウロコ及びタケダの文字部分が点灯しない・タケダの字体が変更されている)。
- CMソングはその後1980年代にABC制作・テレビ朝日系列で放送された「三角ゲーム・ピタゴラス」と「世界一周双六ゲーム」でリニューアルバージョンが放送された。また、1993年(平成5年)にオープニングキャッチのCMソングの替え歌バージョンが武田薬品工業の風邪薬「ベンザエース」(当時は鷲尾いさ子、京野ことみが出演)のCMソングに使われた。
- 2005年(平成17年)には室井滋が出演した「アクテージAN錠」のCMソングとしても使われたが、新たに曲付きの物を作ったのではなく、室井が、「タケダタケダタケダ〜のアクテージAN錠」とアカペラで歌っていた(2009年(平成21年)頃までは「室井さんのおすすめ篇」として、武田薬品ヘルスケアカンパニー公式HPで見ることができた)。
- 提供クレジットは、1980年代半ばまで「武田薬品」と表示していたが、現在は「タケダ」と表示している。ただし、読み上げは「武田薬品」のままである。
- 在阪テレビ局よりも在京テレビ局での番組提供が多い。
[編集] 歴代CM出演者
[編集] 現在
- 佐藤隆太 - アリナミンV
- 松下奈緒 - アリナミンR
- 石田ゆり子 - アリナミンA
- 柳葉敏郎 - アリナミンEX PLUS
- 室井滋 - 貼るアクテージシリーズ(終了)、アクテージAN錠、アクテージSN錠、新玄(終了)
- 青木祥子 - タケダ漢方便秘薬
- 綾瀬はるか - ベンザブロックシリーズ
- ベンザブロックシリーズでは俳優、女優、元女子アナの3人が患者役として出演している。
- 小林麻央 - ストレージシリーズ、ストレージタイプG、ストレージタイプH、ストレージタイプI
- JIN - ベンザ鼻炎薬α <1日2回タイプ>
- 川原麻衣 - マイティアアイテクト アルピタット
- 香椎由宇 - ハイシードリンク
[編集] 過去
[編集] その他の出来事
- 税務問題
- 2006年に同社は、大阪国税局の税務調査で、移転価格税制の適用を受け571億円を追徴課税された。これについて同社は異議申立てを行い、2012年(平成24年)4月6日に同国税局は異議申立てを認め、追徴課税を返還することを決定[1]。
- ^ 国税局、武田薬品の異議認め追徴税を返還 - 読売新聞 2012年4月6日
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