講義を録音している学生が多いとか、テスト返却時の抗議がやたら多いとか (みんな、一点が命とりになる、と共通語のように言う)、3-4時間という長い講義にもかかわらず集中して講義をきいている学生が多いとか、
という、なんだか殺伐とした雰囲気なのと、
女がやたら多いとか、ジャージやパジャマもどきで登校する学生が多いとか、ベビーシッターが見つからず母親の隣で大人しくゲームボーイをしている子供が教室にいるとか、講義の最中に、自身の乳がん摘出術体験を話す人生経験豊富な学生が多いとか、
という、なんだか寄せ集めの雰囲気なのと、ゴッチャになっているせいかもしれない。
なぜ人々は、彼らが喫煙によって感銘を与えると思いますか?
今日は前にちょっとほのめかした、看護学部の 『じじばば率』 について、ある雑誌からネタを拝借。
この統計のよると、過去30年で大学(学部レベル)における25歳以上の学生は28%から39%に上がっていて、つまり、現在のキャンパスを歩く 約4割の学生が25歳以上 ということになる。また2005年のデータでは、一度大学を卒業し 2度目の学位取得のために大学に通う学生は73% で、高卒後ストレートに入学した学生の27%を大幅に上回る。これは、全米全体のデータだが、看護学部はこの傾向がさらに強いらしい。就職が確実だから、という理由で2つ目の学位に看護を選んだ人は私の周り� �も多い。
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この数字、4割は納得だけど、73%ってホント?っていう印象。短大から編入した場合も73%に含まれるのなら話はわかるけど。
2つ目の学位にジジババ学生が選ぶ先は短大(ADN)が多く、4年制大学(BSN)を選ぶ人の約2倍。が、ADNを卒業し一旦就職してからBSNプログラムに入学する人も多く、このADN卒業者用のプログラムは最短1年でBSNが取得できたりする。この 『Accelerated Program』 を持つ大学、過去15年で31校から168校という伸び。我が大学もこのプログラムを持つが、需要が高い上、国家試験の合格率を心配しなくていいから (入学者はすでに合格済みだから) このプログラムを開設する大学が増えてきているのも、とても頷ける。
『Accelerated Program』 の普及が、看護学部のジジババ率に拍車をかけている。
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ちなみに、他の雑誌でこの傾向はとても歓迎すべきことだと読んだことがある。生涯学習のチャンスを平等に与え、知り合うチャンスの少ない年齢層との関わりの中でお互いに成長できる。社会の活性化にもつながる。私がアメリカの大学で居心地がいいのは、こういう受け皿のお陰かもしれない。
それから、国家試験合格率はADNとBSN、0.1%しか違わない、とも書いてあった。そりゃそうだ、どちらも試験合格が卒後の第一目標なんだから、試験に向けての学習内容に大きな違いはないはず。
と、なんだか中途半端なところで今日はおしまいにします。勉強に戻らねば。
Modern Nurse Magazine, November 2005, pp 8-9 よりネタを拝借。
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