肌の悩み
肌の乾燥は水分不足? 血めぐり不足?
生活習慣の乱れや、季節の変わり目などで、何かと影響を受けやすいのが肌。血めぐり研究会の代表を務めている川嶋朗先生に、肌におきやすいトラブルについて解説していただきます!
夏は冷房で冷え、冬は暖房で乾燥がひどくなります!! 顔が乾いてカピカピになってしまうのですが、肌の乾燥は血めぐりと関係ありますか? 血めぐりがいいと化粧水などの浸透も、よくなるのでしょうか?(20代後半女性)
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当然、肌の乾燥も、血めぐりと関係があります。 肌の保湿には、保水性にすぐれ、肌の健康維持をしてくれるムコ多糖や同じく保湿性成分であるコラーゲンが大きく関係しています。でも、血めぐりが悪いと、それらの大切な物質がうまく作られなくなり、と同時に身体中に運ばれなくなってしまうのです。
老廃物ができても、それを運び出すことができない...。そうなると、シミやシワ、クマの原因にもなってしまいます。血めぐり不良によって新陳代謝がうまく働かなくなると、肌が乾燥してカピカピになったり、化粧のノリが悪くなったりするのです。
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年齢とともに、人間の代謝は落ちてくるもの。
赤ちゃんは身体の80%が水分で、お肌もプルプル。でも、その水分は、年齢ともにだんだん減ってしまい、高齢者になると50%まで落ちてしまいます。水分が減っていくのは仕方がありませんが、少しでも食い止めるようにしたいものです。
夏は外気の湿度が高く、肌も外から潤っている状態のため、肌の乾燥はあまり気にならないかもしれません。でも、冬になるとどうでしょう。
外気が乾燥しているので、自分の身体の中のうるおい成分や保湿化粧品などで肌の水分を保持していくしかありません。
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もちろん、保湿化粧品には効果があります。
でも、血めぐりが悪ければ、吸収した水分を保つ力が弱いため、すぐに肌は乾燥してしまいます。ですから、水分を何度も補わなければならないというわけです。
顔ではなく、身体が乾燥してしまう場合には、尿素を使った保湿ケアがおすすめです。また、コラーゲンは、飲むより、肌に塗ったほうが高い効果が期待できます。
このように、身体の外側から肌の乾燥を改善することもできますが、やはり大切なのは、身体の内側から改善していくということ。
冷たいものや刺激物を避ける、といった食生活の見直し。そして、顔だけではなく、身体全体の血めぐりをよくしていく生活習慣をぜひとも心がけていきましょう!
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