要点
○発表された論文によると、65〜69歳の女性が股関節を骨折した場合、1年以内に死亡するリスクは健康な同世代の女性に比べて5倍高くなる。同様のリスクは、70〜79歳の女性では2倍、80歳以上の女性では3倍。
○股関節骨折後1年以内に死亡した女性の半数以上は3か月以内に、約75%は6か月以内に死亡していた。
○調査員は、以上の結果は股関節骨折そのものが女性の健康を大きく悪化させていることを示唆。
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骨粗しょう症性骨折の追跡調査のため米4都市で1986〜88年に登録した女性約1万人のデータを基に行われた。追跡期間の20年間に股関節を骨折した1116人のデータを股関節骨折のない4464人のデータと年齢別に比較した。
怖い調査結果である。股関節がいかに身体の健康に影響をおよぼしているかがうかがえる。骨折後、股関節が痛くなりそれがもとで健康を害して亡くなるというシナリオも当然含まれていると思うが、それにしても健康な人に比べ5倍とはちょっとショッキングな数字である。
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でもこれは死因を調べないといけないと思う。もしある特定の疾患による死亡が高ければ、完全に股関節の骨折となんらかの因果関係がおきていることとなる。さらにそれが60歳以上の高齢者のみの結果なのか、それとも50代、40代にもあてはまることなのか、転等による精神的ショックが影響しているのか、骨折以後の骨の疾患等からくるものなのか等等、さまざまな角度からの検討・調査が必要になってくる思う。
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このような調査は高齢者の女性のみならず男性や変形性股関節症である人も関係してくるものだと思う。でもなんで股関節の骨折なのか?他のヵ所の骨折と比較した場合にどのような違いが出てくるか、それも興味ぶかい。
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